この記事では、ゲーム機を中古で買うのはやめたほうがいい?について書いています。
「中古で安くゲーム機を買おうかな」と思っているけど、中古はやめたほうがいいかな?と悩んでなかなか買えない方もいますよね。
何も考えずに中古のゲーム機を買った結果、壊れるのが早くお金と時間がムダにかかってしまったというトラブルもあります。
そこで今回は、中古のゲーム機はやめたほうがいい?をテーマに、中古ゲーム機のメリット・デメリットを詳しく解説します。
ゲーム機の中古はやめたほうがいい?
結論から言うと、
中古のゲーム機はやめたほうがいいです。
確かに、中古ならゲーム機を安く買えるというメリットはあります。
しかし、メーカー保証がない・どのように消耗しているか不明などデメリットがメリットを大きく上回ります。
中古のゲーム機を買うメリット
やめたほうがいいとは言っても中古ゲーム機にはメリットもあります!
ここではメリットを3つご紹介しますよ。
- 安く買える
- 売値が新品とあまり変わらない
- 販売終了しているゲーム機を買える
ゲーム機を安く買える
中古のゲームを買う大きな目的は「価格が安い」という事ですよね。
新品価格 | 中古価格 | |
---|---|---|
PlayStation5(CFI-2000A01) | 66,980円 | 60,000~65,000円 |
Nintendo Switch (有機ELモデル) | 37,979円 | 32,000~36,000円 |
ただあまりにも安い中古ゲーム機には気を付けましょう。
売るときの価格は新品とあまり変わらない
中古で買ったゲーム機も、新品を売った時とそれほど変わらない金額で販売できます。
買取価格の目安 | |
---|---|
PlayStation5(CFI-2000A01) | およそ40,000~60,000円 |
Nintendo Switch (有機ELモデル) | およそ16,000~35,000円 |
もちろんゲーム機の汚れ具合や、付属品の有無で買取価格は変わります。
中古で買ったゲーム機も日頃からメンテナンスを行い、付属品もなくさないようにきちんと管理しておけば、悪くない査定で買取してくれますよ。
もしも手放すときのことも考えるのであれば、できるだけキレイな中古ゲーム機を選びましょう。
買取価格は新品で遊んだゲーム機と差は出てきづらいので、コスパよくゲームを楽しめるのも、中古ゲーム機のメリットですね。
販売終了しているゲーム機を買える
すでに販売が終了しているPlayStation Vitaなどを購入できます。
コレクターの方や昔のゲームを遊びたいという方は中古でも購入できればうれしいですよね。
実際に購入するときにはちゃんとプレイできる状態なのか、しっかり確認したうえで購入しましょう。
中古のゲーム機を買うデメリット
次に中古ゲーム機のデメリットを確認していきましょう。デメリットは主に6点です。
- 中身がどのように劣化しているかわからない
- 不正改造でオンラインBANされている可能性がある
- メーカーの保証はない
- ゲーム機によっては中古と新品の価格差が少ない
- 新品を開ける興奮はない
- 品薄で買えないという状況ではない
どのように劣化しているかわからない
私が感じる1番のデメリットは、バッテリーやストレージなどの消耗具合がわからないという点。
ゲーム機は消耗品なので、使えば使うほど劣化していきます。
ゲームソフトやセーブデータを保存しているストレージも消耗していき、故障の原因になることも。
見た目は掃除を行えばキレイにできますが、中身の状態を確認することはできません。
頻繁に充電が必要になるコントローラーが入っているかもしれませんし、買って数ヶ月で故障ということも考えられます。
もちろん新品でも初期不良はありますが、そこまで多くはありませんよね。
メーカー保証がない
先ほどお伝えしたように、中古ゲーム機は新品よりも高い故障リスクがありますね。
購入して数か月で故障した場合でも、メーカー保証がないので修理代は全額自己負担です。
PS5
メイン基板の交換 | 36,300円 |
---|---|
コントローラーの修理 | 7,480円 |
Nintendo Switch(有機ELモデル)
有機ELディスプレイ | 11,000円 |
---|---|
Joy-Con | 2,200円 |
購入するお店によっては、中古ゲーム機も有料の1年保証をつけることも可能です。フリマサイトなどでの購入は、保証面はまったく期待できません。
不正改造でオンラインBANされている可能性がある
不正な改造をゲーム機に行うと、通常とは異なる有利な条件でゲームを遊べます。
その不正改造が原因でゲーム機本体自体がネットワークに接続できず、オンラインゲームができないという事例もあります。
一番やっかいなのは、BANされた本体を使ってオンラインに繋いだ「あなたのアカウント」もBANされてしまう可能性も。
量販店では動作の確認もしたうえで販売しているので、そのようなことはほぼありません。ですがリスクは0ではありません。
不正改造されたゲーム機で、アカウントがBANされるリスクがあるという認識は持っておきましょう。
ゲーム機の状態によっては中古でも高い
新品のゲーム機と2,000円ほどしか価格が変わらない中古ゲーム機もあります。
そのぐらいの価格差であれば新品を購入した方がリスクも少なく、安心してゲームを楽しめますよね。
少しでも安く買いたいという方はやはり中古のゲーム機という選択肢になりますが、どのように劣化しているかわからない、保証期間が短くなるなどのデメリットはあります。
新品と価格差があまりない中古ゲーム機を選ぼうと思っているのであれば、多少予算を追加して新品のゲーム機を購入するほうがおすすめです。
新品を開ける興奮はない
中古のゲーム機では、新品を箱から出すワクワクする興奮は味わえません。
家電でもおもちゃでも何でもそうですが、買ったばかりの新しい商品を箱からあけることはワクワクする興奮がありますよね。
箱から出すときの新品のプラスチックの香り、テープを切りビニールをはぐあの瞬間が好きという声もあります。
ゲームが好きな方にとっては、新品の開封は特別な時間ではないでしょうか。中古では自分だけのものという感覚も少ないですよね。
新品の箱を開封するワクワク感を味わいたい方は、中古ではなく新品を選ぶ必要があります。
品薄で買えないという状況ではない
Nintendo Switch、PS5の発売当初などなかなか手に入りづらいという時期がありました。
どうしても手に入らず通常よりも高い金額で多く出回り、問題にもなりました。
そんなときであれば、中古でもいいから欲しいという方もいたのではないでしょうか。
手に入りづらい時期ならば、中古で販売されているゲーム機はとてもありがたいですよね。
しかし今は問題なく手に入ります。PlayStation Portalは手に入りづらいのですが、他のゲーム機の在庫は潤沢です。
手に入りづらいという理由で、あえて中古のゲーム機を買う必要はありません。
【結論】中古のゲーム機はどんな人におすすめ?
最後に、中古のゲーム機がおすすめなのはどんな人なのかご紹介しておきます!
- すぐに壊れても文句を言わない
- どのように使われていたか気にならない
- ジャンク品を集める趣味がある
- サブとして置いておきたい
- もう発売されていないゲーム機が欲しい
すぐに壊れても文句を言わない
中古のゲーム機は、多少は劣化しています。
買って数ヶ月で壊れるかもしれない、そのときに保証もないという状況になるかもしれないという認識を持つ必要があります。
どのように使われていたか気にならない
タバコの臭いがついているかもしれないし、外観はキレイなのに不正改造してあるか可能性も!
何かあっても自分で対処可能、という方にとってはかなりお得にゲーム機を変えるので、中古という選択肢もアリですね!
ジャンク品を集める趣味がある
中身のパーツを集める、分解して自分で修理する趣味があるかたには中古ゲーム機はおすすめです。
そもそも壊す前提でゲーム機を手に入れたい方は、安く手に入る中古ゲーム機がお得ですね。
サブとして置いておきたい
何かあったときの予備としてゲーム機を買う方もいます。
現役のゲーム機が壊れてしまい修理に出すと、1〜2ヶ月ほど修理に時間がかかります。修理の間のサブとして置いておくと便利ですね。
事前の動作確認は必ずしておきましょう。
発売されていないゲーム機が欲しい
販売が終了しているゲーム機が欲しいという方にも、中古ゲーム機はありがたいですよね。
コレクターであれば新品が嬉しいでしょうが、古いゲーム機はなかなか新品では手に入りません。
ゲーム機を集める趣味がある、生産終了しているゲーム機のパーツが欲しいという方は中古市場を活用して購入しましょう。
まとめ
よっぽどの理由がない限り、中古ゲーム機はやめたほういいです。早期故障や保証が短い、不正改造などのリスクがあります。
予算が足りず、どうしてもゲーム機を安く手に入れたいかたには中古ゲーム機は魅力的ですよね。
安く買えるというメリットと中古ならではのリスクを比較して考えてください。そのうえであなたが大丈夫と思うのであれば、中古のゲーム機も選択肢として考えましょう。