この記事では、VALORANTのフィジカル強化について書いています。
VALORANTをプレイしている人で「なかなか撃ち合いで勝てない」「エイム勝負で負けてしまう」なんて経験をしたことがありますよね。
せっかく良い立ち回りをしても、撃ち合いで勝つことができなくて勝負に負けてしまうのは悔しいです…。
そのせいでランクが上がらない人も多いですし。
立ち回りの上手さを除いた純粋な撃ち合いの強さは、勝負に勝つために重要な要素なんです。
今回はVALORANTのフィジカル強化の仕方や撃ち合いが強くなる方法について解説していきます!
VALORANTのデスマッチは練習にならない?
よくプレイヤー間で話題に上がる「デスマッチはフィジカル強化のための練習にならないのか」という疑問ですが、答えはNoです。
確かにただ普通にデスマッチをやるだけではあまり良い練習になるとは言えません!
しかし、やり方や意識の仕方を変えるだけで非常に有効な練習方法になるのです!
足音を消さない人が多いと敵の位置を把握できてしまうので、とっさの撃ち合いなどの練習にはなりませんし、敵が足を止めない以上はプリエイムの練習もできません。
ですが、例えばVALORANTの音を消してプレイしたり、爆音で音楽を流しながらプレイするなど、足音が聞こえてしまう部分を無くせば十分練習として成り立つのです。
「ヘッドだけを狙う意識」や「複数の敵がいても焦らずに落ち着いて対処する」などの練習にもなります。
今までキルすることだけを考えてプレイしていたデスマッチを、意識一つ変えるだけでさらに有効な練習方法にすることができますね!
VALORANTでフィジカル強化する方法は?
VALORANTのフィジカル強化をするために、まずは今なぜ撃ち勝てないのかを知ることが大切になってきます。
撃ち勝つために必要なことを知り、自分にあった効率的な練習方法を考えてみましょう。
正しい撃ち方を学ぶ
VALORANTには他のFPSゲームにない特徴的なエイムテクニックが存在します。
下記のLaz選手の動画を参考にするとイメージが湧きやすいかと思います。
Laz選手は世界が認める日本のNO.1プレイヤーで、練習量に裏付けられた精密なAIMをもって数々の大会でもスーパープレイを魅せてくれる素晴らしいプロ選手です!
⽇本のVALORANTシーンを引っ張るトップランナーであるLaz選手の解説動画は非常におすすめです!
1.ストッピング
VALORANTでは歩きや走りの最中には弾がまっすぐ飛びません。
当たったらラッキーというくらいに弾があらぬ方向に飛んでしまうので、しっかりと止まって撃つことが大切です。
2.プリエイム
敵が来る位置を予測してその場所にエイムを置きながら移動することをプリエイムといいます。
VALORANTではほんの数瞬の撃ち合いスピードが勝敗を分けるので、先にエイムを置いていた方が撃ち合いに勝つ確率が上がります。
3.フリックエイム
自分が狙っている位置とは別の場所に現れた敵に瞬時にエイムを合わせることをフリックエイムといいます。
敵がここから来るかもしれないという事前知識があるとエイムを合わせやすいので、とっさの判断だけでなく経験も大事になってきます。
4.リコイルコントロール
リコイルコントロールとは銃の反動を制御して狙った位置に当てるテクニックです。
銃を連射すると反動で最初に狙った位置からどんどんズレていってしまうので、そのズレ方を理解して逆にエイムすることで弾を真っ直ぐ飛ばすことができます。
5.タップ撃ちとスプレー撃ち
VALORANTでは敵との距離間によって撃ち方を変えることが重要になってきます。
中~遠距離にいる敵には1.2発ごと撃つ「タップ撃ち」「2点バースト」、短~中距離にいる敵にはリコイルコントロールをした「スプレー撃ち」が最も有効です。
練習方法を考え毎日実践する
VALORANTでの正しい撃ち方を理解した後は、それを上手く行うための練習が必要です。
VALORANT内でできるエイム練習をそれぞれのメリットとデメリットでまとめたので、自分に足りないものがどれかを考えながら練習方法を考えてみてください。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
bot撃ち | ・タップ撃ちに強くなる ・ヘッドラインでの水平移動が上達 | ・動きがある敵への練習にはならない |
ノーマルモード | ・フリックエイムが上達 ・フィジカルの指標になる | ・自分のエイムのズレを認識し辛い ・敵の出現が広範囲で実践向きでない |
ハードモード | ・フリックエイムが上達 ・フィジカルの指標になる | ・自分のエイムのズレを認識し辛い ・敵の出現が広範囲で実践向きでない |
デスマッチ | ・プリエイムが上達 ・ストッピングが上達 ・ヘッドラインの理解が深まる ・自分のエイムのズレを認識しやすい | ・足音を消さない人が多いので敵の位置を把握できてしまう |
エイム練習の段階としては「立ち止まってのbot撃ち→動きながらのbot撃ち→ノーマルモードでの練習→デスマッチで実践に近い練習」がおすすめです。
プロおすすめの練習方法を真似てみる
VALORANTでは「これだけやっておけばOK」のような練習方法がないため、自身に合った練習方法を探す必要があります。
練習方法が上手く思いつかない人は、下記にプロ選手のおすすめ練習方法やウォーミングアップの動画をまとめてみたので参考にしてみてください。
どういった練習方法があるのか、そうすることの何が良いのかを知り、自身の練習方法を見つけていきましょう。
Laz選手のおすすめ上達方法
Laz選手のウォーミングアップ
JUNiORコーチのおすすめ練習方法
mittiii元選手のおすすめ練習方法
VALORANTの撃ち合いで勝つために意識すべきことは?
VALORANTの撃ち合いで勝つために、エイムが良い人もこれからエイムを強化したい人も共通で知っておくべき意識を解説します。
知っているのとそうでないのとでは撃ち合いの場面での勝率が大きく異なるので、今からでも実践してほしい内容です。
状況にあったピークの仕方を意識する
VALORANTでは壁や障害物から飛び出して撃ち合う場面が多く存在します。
ピークの仕方によってはエイムの強さに関係なく撃ち負けてしまうこともしばしば。
下記のSmashlogTVの動画を参考にしてみてください。
1.スローピーク
正面の撃ち合いの際には最もやってはいけないピークです。
歩きのままゆっくりとピークする方法なので敵がこちらを視認する方が早く、非常に弱くておすすめできません。
ですがこちらの方が先に敵の姿を視認できる場所などでは強いピークなので、時と場合によって使い分けれるようにしましょう。
2.ワイドピーク
走りで飛び出して撃ち合いを始めるピークです。
スローピークと異なりこちらが敵を視認する方が早いので撃ち合いに有利になれます。
1.2歩ほどの場合は走っても足音が出ないので、クリアリングの際に敵がいるかもしれない位置はこのピークを使いましょう。
3.オーバーピーク
遮蔽物などから大きく飛び出すことで敵の初弾を避けるピークです。
ワイドピークよりも数歩先に飛び出してから撃ち合うので、ワイドピーク読みでエイムを置いている敵の初弾を外させることができます。
4.ジャンプピーク
ジャンプをすることで遮蔽物から一瞬だけ出てまた戻るピークです。
ミニマップに映る程度にほんの一瞬出ることで敵の位置を確認することができます。
非常に有効なピークなので、上を目指すなら必須なテクニックです。
5.ダブルピーク
味方と同時にピークをして撃ち合う方法です。
味方と重なってしまうとまとめて撃たれてしまうので、少し距離を離して行う必要があります。
敵が一人の時には非常に有効なピークです。
ヘッドラインを意識する
VALORANTでは敵をキルするのにヘッドショットが1番有効です。
そのためにもヘッドラインの意識を持つことで、敵よりも先に頭にエイムを合わせることができるようになります。
VALORANTの各マップの障害物にはヘッドラインの目印になるようものが多く設置してあります。
木箱はちょうど人一人分の高さになってますし、壁に描かれているラインはちょうど頭の高さになっていたりと、知っていれば簡単にヘッドラインを合わせることが出来ますよ♪
プリエイムなどの際にヘッドラインの参考にするとより撃ち合いに強くなれます。
初弾を当てる意識をもつ
VALORANTは数瞬のエイム差で勝敗が分かれるゲームのため、いかに初弾で頭に当てることができるかが大切になってきます。
しかも弾は2発目まではまだまっすぐ飛びますが3発目からはリコイルコントロールをしなければいけないほどズレてしまうため、初弾を外さないことが本当に大切なのです。
決め撃ちをする意識
敵がいるかわからない角などで、プリエイムをして撃つことを決め撃ちといいます。
通常のプリエイムでは敵を視認してから撃つのですが、この場合は「敵が居る想定で撃つ」ということです。
デメリットとして銃声により自分の居場所がばれてしまうので、時と場合によりプリエイムと使い分ける必要があります。
いつも敵に待たれている場所などでは有効なので、そういった場所を知っていくことも大事です。
まとめ
今回はVALORANTのフィジカル強化の方法などを紹介してきました。
みなさんは自分に足りない部分がどこかを知ることができましたか?
フィジカルの強化は一朝一夕で成せるものではないので、毎日の積み重ねを大切にエイムを磨いていきましょう。
そしてたゆまぬ努力で得たフィジカルで敵に撃ち勝ち、VALORANTを楽しくプレイしましょう!